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aerealさんの思い出

PENTAX K-7 と DA 35mm Macroの思い出

PENTAX K-7 はデジタル一眼レフカメラで、フィルム・デジタル問わず、自分が初めて買ったカメラである。
大学に入る前の生活費を貯めるための最後の地元でのアルバイトでもらった賃金を貯めて中古で買った。

2010年12月にやってきて2013年の11月に新しいカメラを買うまでおよそ3年弱のあいだ、いろんなところへ持っていって写真を撮った、実に思い出深いカメラである。

冬の北海道はとても寒く氷点下まで下がる一方で屋内は暖房がよく効き断熱が行き届いているので寒暖差が激しい。
厳冬期の北海道に数時間持ち出したかと思えば、考え無しに自宅に持ち入れたり、かなり荒い使い方をしてきた。
にも関わらずこのカメラはずっと動き続けてきてくれているし、厳しい環境に飛び出していったときも先に音を上げるのは決まって自分だった。

新しいカメラを買ってからはめっきり持ち出すことがなくなったが、流行り廃りの激しいデジタルカメラの世界において5年も前のカメラはもはや値が付かないので手放すのもどうしたものかと悩むほどである。

たまにシャッター音の違いを感じたい時、家の中の風景を捉えるという余生を送っている。

初めての1万円以上の買い物の思い出

初めて自分で稼いだお金で買った1万円以上の買い物というと、たぶんこれだと思う。新品で8万円くらい。
高校に入ってアルバイトの給料を貯めて買った。

Fender Japan の Jaguar Bass というやつで、見た目は Jaguar の大きいベース版で音は Jazz Bass と Precision Bass を足してさらにプリアンプの色付けを加えたような楽器。
良く言うとハイブリッド、有り体に言えば中途半端なモデルだった。

しかもプリアンプを積んでいるの (と、おそらく個体差) でちょっと重くて弾いていると背中が痛くなってくるし、書き出すといい思い出はあまりない。

買う前まではものすごく欲しくて、買った瞬間が最も幸せだったと思う。

高3のときに下取りに出して Bacchus のジャズベモデルに変わった。

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