Sixeight Sixeight

Sixeightさんの思い出

はじめての Linuxの思い出

本屋さんで Linux が同封された雑誌が売っていた。ディストリビューションとかは覚えてないのだけれど、見出しにはオープンソースという言葉が書かれていてなぜかとても興奮したのを覚えている。

当時はあんまりお金を持ってなかったので、とても迷ったんだけれど、何か自分にとってとても重要なものであるような気がして、思い切ってレジに持っていった。

支払いをしようとして愕然とした。財布をひっくり返しても1円足りない。ぜんぜん足りないのならまだしも1円ってなんだよって憤ったのが懐かしい。一緒に居た友人から1円を借りて無事に購入出来た。あの1円返した記憶がないけどどうなったんだろ。というか誰に借りたのかも覚えてないや。

自転車のカゴに買った雑誌を入れて急いで帰った。とてもドキドキしたのを覚えている。

当時、親に買ってもらった富士通のFMVを使っていて、雑誌の説明を読みながら一所懸命にインストールした。GUI以外のOSを触ったのは初めてでとても苦労したが、なぜだかその苦労も楽しかった。

やっとインストールが終わって再起動したら、パソコンが漬物石になって泣いた。

その後、しばらくは Linux には触らなかったのだけれど、Vine Linux が日本語環境がしっかりしてるというのを読んで、もう一度挑戦してみたらうまくいって、気がついたらこんな仕事をしていた。

はじめて買った眼鏡の思い出

眼鏡にあこがれていてむちゃくちゃ目が悪いわけじゃなかったんだけれど、勢いで買った。メーカーとか分からないし、昔付き合ってた人が使っていたという理由で ALOOK にいった。フレームはお店の人に選んでもらって買ったのだけれど、けっこう気に入っていて、別の眼鏡を買ったあともちょくちょくかけていた。

大変残念なことに積んでいた本が倒れてきて、鼻の部分で真っ二つに割れてしまった。しばらく取ってあったけど、こないだ捨てた。

サンタさんにもらったプレゼントの思い出

一輪車。

当時、近所で一輪車が流行ってて、僕もどうしても欲しくてサンタさんにお願いしていた。わくわくして眠れないのだけれど、いつも気がついたら寝てしまっていて、この辺りは子供の限界というやつだ。

うちでは手紙にビールを添えてベランダに置いておく文化がある。朝起きると空になったコップと返事が置いてある。この年はたしか英語で書かれた返事が置いてあってサンタさんすげーってなった記憶がある。しかし、よく考えるとうちにはイギリス人のおじさんがいるので用意は簡単だったのだろう。(夢がない)

さて、この一輪車だが、緑色のかっこいいやつで、朝起きて大興奮ですぐに組み立ててもらった。子供は風の子というが、あんな寒い中で外で遊ぼうなんて当時の僕は馬鹿だったんだと思う。

それからしばらくは近所の友達と一緒に練習しまくってけっこう乗れるようになった。めっちゃ乗れる年上のお姉さんとかいて憧れだった。もちろん一輪車乗りとしてだけれど。

そんな大切な一輪車もいつのまにか乗らなくなってしまって、いまのいままで忘れていた。いまも実家にあったりするんだろうか。

なんか昔のことを考えると胸の辺りがきゅんとする。

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