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p-sideさんの思い出

大学の時に使っていたHT-03Aの思い出

# "捨ててしまったモノの思い出を投稿しよう"なのに、まだ手元にある品物ばかり書いている・・・

大学1年の頃に「ケータイするGoogle」などと言って劇団ひとりがCMやってた。
当時、実家の都合(ほら家族内通話とかありましたよね)でDocomo以外がダメだったので、ソフトバンクのiPhoneを恨めしく見ていたところに、
このスマートフォンが出てきたので速攻で飛びついた。

端末としては当時からしてもゴミ、でも今の僕がいるのはHT-03Aのおかげだと思う。

もはやHT-03A伝説として語り継がれているが、経験した出来事を列挙すると:
・電池持ちが悪すぎて試供品として電池プレゼント
 ・ご丁寧に電池を入れるための触り心地の良いケース付き
・電話がかかってくると電話アプリが落ちて電話に出損ねる
・ANRは当たり前、電池引っこ抜くことも
・Bluetoothが切れて大学の講義室内にアニソンを垂れ流す
・画面が反応しないと思ったら死んでた
・公式ROMはRAMの使い方がいまいちだ、ということでカスタムROMを焼くのがほぼ必須
 ・カスROM職人、カーネル職人を神と崇める日々
・コムギドットネットはオレたちのバイブル

まぁそんなわけで、今の端末がどんな欠陥持ちだろうと、コレに比較すればハナクソみたいなもんです。
(別に欠陥のある端末が世にでることを擁護はしない、変なカスタマイズを入れる端末は死ねェェェェェッ!)

そんなHT-03Aだけど、これを買ったことで四国のみならず日本のAndroiderと出会うことができた。
また、(俺得な)アプリを真っ先に公開していたおかげで、Google Developer Day 2011に参加することもできた。
HT-03Aがくれた人とのつながりや経験はプライスレス。


ところで先日、久しぶりにHT-03Aを引き出しから出したら、電池が妊娠していた。
でもこの端末は電池が2つある。まだ戦えるのだ。
久しぶりに電源を入れてみたら、懐かしいAndroid Marketの画面が未だに残っていて感動した。

VAIO Xの思い出

大学時代にバイトして貯めたお金で買った初めてのPCだった。

これまで使っていたAcerのAspire5520は、何故かその性能が出なくなっていて、すぐに発熱によるクロックダウンが起きてしまって使いづらくなっていた。
(後になって、劣悪な環境下で動かし続けた結果、ヒートシンクにフェルト状に積もったホコリのせいだと判明したが。。。)

VAIO XをPC Watchだかなんかで見て一目惚れした。
当時そろそろブームも終わりかけていたネットブックは、分厚くて、ダサくて、持ち歩くのが嫌だなぁ、という感じだった。
でもVAIO Xはカラーリングもそこそこあったし、見た目も悪くなかった。
特に、あの薄さと軽さに惹かれた。あれはなんというか、男心にグッと来た。
当時、MacBook Airが登場していたのだけど、あのくさび形フォルムがあまり好きじゃない。VAIO Xはフルフラットで、ほぼ均等の分厚さというのも男気を感じた。

そんなわけで、バイト頑張ってお金をためて、一括払いでVAIO Xを買った。
今にして思えば、あんなスペックのPCに10万円以上払うのは気が狂っているのだけど、その後2年近く同じ薄さのPCが出てこなかったので、あれは当時の最先端技術だったんだろう。

購入当初は使っていて非常に快適だったが、半年ちかく経ってくると限界が見えてきた。
登場時の技術の最先端だったが、あの頃は技術の過渡期で、すぐに陳腐化してしまった。
SSDも今あるM.2コネクタなどと比べれば全然遅いし、CPUもクロック数の割に非力だった。
特につらかったのがメモリ容量で、2GBしか搭載されていなかったので、やりくりに苦労した。
極めつけはIntelのオンボードGPUのGMA500。これがLinux環境のみならずWindowsでも役に立たないという残念っぷりで、涙を流した。

それからしばらくしてiMacを購入したりはしたが、持ち歩き用PCとしてVAIO Xは活用された。
その座をVAIO Pro red editionに引き渡すまで現役で活用された。

VAIO Proも気に入ってるんだけど、やっぱあの薄さがいいんだよなぁ・・・。

今も動くんだけど、2014年10月に徳島に持って行ったときにうっかり液晶を圧迫してしまって、液晶パネルの一部が潰れてしまった。
それでもまだ動くので、大事に使っていきたいと思う。

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