別に捨てたりなくしたりして買い直してたわけじゃなくて、全部女の子にプレゼントしてしまったのでした。プレゼントしてはまた新たに買って別の女の子にプレゼントするっていう、ね。
いま思うと赤面モノの恥ずかし行為なんだけれども、人は若いと何をしでかすかわからないですからね。そういうことにしてください。
あと、この本のエッセイの中でブラッドベリの「イカロス・モンゴルフィエ・ライト」って短編があることを知ってものすごく気になって図書館や本屋にいくたびにちょいちょい「イカロス・モンゴルフィエ・ライト」を探していたことは覚えてる。
そしてその短編にはまだ出会えてない。ググったら負けかなって思ってる。いつか偶然出会えたらいいなっていうくらいの空気感なんです。
この空気感、たぶん、谷川俊太郎のなれなれしい文章と和田誠のゆるい挿絵のせいかなって。
そう思う。