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エンジニアの魂とエンジニアの業の思い出

どこかに置き忘れてきた気がする。




今まで私がエンジニアたりえたか、というとまともなエンジニアからしたらふざけるなと叱られそうだけれどもまあ私もエンジニアとして業界の門をたたいたのである。
そしてエンジニアたるもの仕組みが人を駆動する、ということを純粋に信じていてそして今も当時ほどではないにせよ心の片隅にはおいているので、だから例えばこんな記事のこんなエンジニアの「想い」にはひどく心惹かれる。


■ブラウザ上で画像をLGTMっぽい感じにするやつを作った
http://ymrl.hatenablog.com/entry/2015/04/22/002259


システムが人を駆動し、そしてそれは人を幸せにするものでなければならない。
人を幸せにするシステムを、仕組みをつくるために私はエンジニアになった。なりたかった。エンジニアは第一に人が好きでなければいけないのである。

一方で、そういう想いでつくりあげた仕組み・システムそのものにもひどく愛着が湧いてしまう。
自分の手で生み出したシステムがみんなに愛されてほしい、そしてシステムもみんなを愛してほしい。
それでも仕組みは、システムはいつか忘れ去られていく。

「はてな村奇譚99」が心に突き刺さる。


■はてな村奇譚99
http://orangestar.hatenadiary.jp/entry/2015/04/29/000000


いや。心に突き刺さった。がそれでも泣いてしまうほどではなかった。
それはたぶん自分が真剣にエンジニアであることをどこかに置き忘れてきてしまったのでないか。そう思った。

エンジニアの魂とエンジニアの業をどこかに置き忘れてきてしまった。
くそくだらない「ビジネスマン」になってしまった。

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