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[MSX]CASIO MX-101の思い出

CASIO MX-101は、初めて購入したパソコンである。
当時、中学2年生で学校ではファミコンが流行っていた。
母親にみんなが持っているからとせがんだが、駄目だった。
仕方なく小遣いとお年玉を集めて、CASIO MX-101を購入した。
価格は14,800円(本体価格は19,800)だったと思う、ホームセンターだから割引になっていたのだろう。
店のレジで、店員さんに「勉強(パソコン)頑張れよ」と言われたのが今でも記憶に残っています。

この価格なら何故、ファミコンではなくMSXだったのか?
今の仕事はシステムエンジニアなので、まさに運命の分かれ道だった。
当時はパソコンのパの字も知らなかった、単純にパソコンなら何で出来ると思っていたのである。
例えば、姉の写真を取り込んでヘアを切り替えたり、メイクアップしてみたりとか。今現在、これはスマホでも普通に出来てしまう時代になりましたね、感慨深い。

この機種でそれを望むのはキツかったね、まず保存が出来ません。保存するにはカセットテープレコーダーを別途購入です。フロッピーディスクドライブなんてありません。(フロッピーディスクドライブが付いたMSX2はソニーあたりから3年後に発売された)
ゲームのカートリッジは一緒に買っていなかったので、起動しても立ち上がるのは青い背景に黒のMSXが大きく表示され、BASIC画面になるだけである。
暇なのでマニュアルを見ながらプログラムを打ち込んだ。何色かの円が幾重にも表示された、当時は全然意味が分からなかったけど、何かが動いたのは楽しかった。

また、この機種の特徴としてアンテナを内蔵してUHF方式の無線でテレビに映せるのである。ワイヤレスですよ、ワイヤレス。
でも白色文字が滲むんですね、パソコン誌のように綺麗な白色文字が出ないんでTV側調整してた憶えがあります。今考えればAV端子で映せば良かったと思ったんだけど、当時のTVが古くてAV端子すらついて無かったんだよ。

この後、MSXマガジン、MSX・FAN、LOGINなどのパソコン誌を購入し続けることになる。これ以降はまた別ネタで・・・

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