Acer AS1410の思い出

大学に入ってから買った二台目のラップトップが Acer の AS1410 だった.当時はネットブックの流行が収まって,代わりにCULVっていうちょっとマシなネットブックが流行始めた頃で,このラップトップもCULVって呼ばれるジャンルのパソコンだった.

前のネットブックでは,最終的に仮想環境にいれたUbuntuしか使わないような状況だった.このラップトップではBIOSのアップデートだけしてからハードディスクをフォーマットして,Ubuntuをインストールした.9.10とかだったと思う.

このシリーズのラップトップには,設計上の問題なのか,キーボードが浮いているという問題があった.僕の手元にあった端末も例外では無くて,キーボードはふにゃふにゃで,escキーの当たりは本当に浮いていた.押し込むとパカパカいう感じ.この点は購入前から調べて知っていたから,納得していたのだけれど,長時間使っているときなど最後まで気になっていた.

大学の2年の時,シアトルに一ヶ月間の短期留学にいったのだけれど,そのとき持っていったのはこのパソコンだった.留学先での課題や,現地での予定を立てるのも,全部このパソコンでやった.

軽くて安くてバッテリーも持ちも良い,なかなか優秀なやつだったと思う.キーボード以外は.

2年半ぐらいは使うつもりだったのだけれど,画面の狭さに限界を感じて,1年とちょっと使った頃にMacBook Airの13インチを買ってしまった.

しばらく下宿で眠っていたけれど,2年前の冬に,東京で一人暮らしをしている姉のパソコンが壊れたというので,HDDをSSDに換装し,Windowsをインストールしてそちらに送った.

今年,妹が東京の大学に進学することになり,春から姉妹で二人暮らしをしている.二人ともスマートフォンを持つようになって,調べごとなんかでは使ってないみたいだけど,最近は妹が大学のレポートなんかで使っているらしい(たまにWordの使い方を聞かれたりする).

東京に行った時に部屋に遊びに行った時は,リビングのソファ脇にあるテーブルで充電されていた.