初めて自分で買ったノートパソコンがASUSのN10Jcだった.面白いのはオンボードのものとGeForce9300Mと,ふたつのGPUが載っていて,切り替えて使える.
2009年,情報系の大学に進学することになった僕はデスクトップパソコンとノートパソコンを用意することにした.
当時はネットブックが流行っていた頃で,ぼくもデスクトップはしっかりしたものを用意する代わりに,持ち出すの用途にはネットブックを買おうと思って探していた.二台あると片方が死んでもなんとかなるし,僕の入る学部では講義中のノートパソコンの利用が許可されていた(今では当たり前かも知れない).
大学の1年なんて,ほとんどが教養と入門の講義だから,必然的に触れている時間がノートブック>デスクトップとなり,自然とこのパソコンの環境の方が充実していき,最終的にデスクトップはゲームするときぐらいしか使わず,課題やプログラムの勉強にはずっとこのパソコンを使っていた.
RubyでTwitterのbotを書いたり,MeCabで遊び始めた頃から文字コードの問題でつまり始めて,結局ちゃんと解決することはできず,AndLinuxっていう仮想環境みたいなのを使い始めた.準仮想化みたいな感じなので,vmwareとかと比べたら軽いとは思うけど,実際のところAtomのネットブックにはきつかった.
結局10ヶ月ぐらい使ったところで,AcerのAS1410っていうCULV(この言葉ももう廃れた)に乗り換えたけど,僕が初めてC言語で書いたプログラムをコンパイルしたのはこのパソコンだった.シャンパンゴールドの輝くボディはネットブックだけど高級感があって,すごく気に入ってた.
新しいノートパソコンを買ったあとも,Windowsのパソコンを持ち出す必要があるときはこれを持ち出してた.捨てることも出来ず,ちょうど使う宛てがあったので所属してたサークルに譲渡という形で押しつけた.しばらくは使われていたようだけれど,いまはどうなったかわからない.