サンタさんにもらったプレゼントの思い出

一輪車。

当時、近所で一輪車が流行ってて、僕もどうしても欲しくてサンタさんにお願いしていた。わくわくして眠れないのだけれど、いつも気がついたら寝てしまっていて、この辺りは子供の限界というやつだ。

うちでは手紙にビールを添えてベランダに置いておく文化がある。朝起きると空になったコップと返事が置いてある。この年はたしか英語で書かれた返事が置いてあってサンタさんすげーってなった記憶がある。しかし、よく考えるとうちにはイギリス人のおじさんがいるので用意は簡単だったのだろう。(夢がない)

さて、この一輪車だが、緑色のかっこいいやつで、朝起きて大興奮ですぐに組み立ててもらった。子供は風の子というが、あんな寒い中で外で遊ぼうなんて当時の僕は馬鹿だったんだと思う。

それからしばらくは近所の友達と一緒に練習しまくってけっこう乗れるようになった。めっちゃ乗れる年上のお姉さんとかいて憧れだった。もちろん一輪車乗りとしてだけれど。

そんな大切な一輪車もいつのまにか乗らなくなってしまって、いまのいままで忘れていた。いまも実家にあったりするんだろうか。

なんか昔のことを考えると胸の辺りがきゅんとする。