集めていた食器の思い出

高校〜20代初めの頃、マグカップや皿が好きで集めていた。
といっても数は少なくて、好きなキャラクターのイラストが入ったマグや、一目惚れしたカボチャの形をしたマグ、ディズニーのお土産で買ったジーニーのマグ、インテリア店でこれはと思って買ったカフェででくるような仕切りのついたプレートとか何かしらの思い入れを持って買ったもの。
でも20代前半で勤めた会社で鬱っぽくなってから、あまり心がときめかなくなった。
結局退職することにして、住んでた賃貸を引き払って両親と一緒に住むことにしたけど、掃除をする気力なく物ががちゃがちゃになった部屋で、引っ越しの手伝いに来てくれた両親に助けられながら片付けてる時に『あんなに好きだったのになぁ』と思いながら捨てた。

あれから随分と経つけど、最近になってやっと食器へのときめきが戻ってきた。
あれからはずっと、いつ捨ててしまってもいいような食器で過ごしてきたけど、やっと捨てることを考えなくてもいい余裕が出てきたと思う。
今でもたまに思い出す。
好きだったものに何も感じなくなってしまった、酷く寂しい気持ち。